ネタバレ注意です。
漫画4巻巻末の作者コメントに子供達の首元の数字の刻印について言及がありました。
今回は、数字に隠された意味を探します。
まずは、主要登場人物の数字を確認してみましょう。
イザベラ(ママ) 73584 (31歳)
クローネ(シスター) 18684 (26歳)
レイ 81194 (12歳)
ノーマン 21194 (12歳)
エマ 63194 (12歳)
下2桁が94か84、子供達は194で一致しています。
数字の法則や語呂合わせは見つけられませんでした。
漫画4巻より、
①赤ん坊の時点で数字が振られていること
②ベットに並んだ赤ん坊の数字が連番になっている
ことがわかりました。
ノーマンやエマ達がそうしたように、鬼の立場に立って考えてみましょう。
管理したいのは、製造日、体重、身長、血液型、人種が挙げられます。
赤ん坊の時点で数字が振られていることを考えると、身長や体重は選択肢から外れます。
人種や血液型から共通点は見いだせませんので、製造日、すなわち生年月日が怪しそうです。
同い年の主人公3名の数字が近いことを考えると、
どうやら生年月日に関係がありそうです。
ここで数字の頭とお尻をひっくり返してみましょう。
そして、年齢と数字の差をそれぞれ計算してみます。
エマ 12歳 49136 (差:14歳 455
クローネ26歳 48681
クローネ26歳 48681 (差:5歳 144
イザベラ31歳 48537
14÷5≒3
455÷144≒3
年齢と数字の大きさがリンクしています。
1歳毎に数字が30増える計算です。
30=5×6
5区画×(12ヶ月÷2ヶ月)
ですね。
つまり、全5区画に定期的に赤ん坊を共有するために、
隔月で5人の赤ん坊が生産されている事実がわかります。
この事実は、「次の出荷は最短でも2ヶ月後」という作中のセリフとも
繋がります。